映画『トイ・ストーリー』に登場するピンクのブタのキャラクター、その正式な名前は「ハム(Hamm)」です。豚肉加工品のハムに由来するストレートな命名でありながら、その造形はお馴染みのクラシックなブタ型貯金箱そのものとなっています。
外見上の最大の特徴は、お腹の底にあるコルク栓(ハムのコルク)です。一般的な陶器製の貯金箱とは異なり、ハムは割れにくい頑丈なプラスチックで作られており、お金を取り出す際はこのコルク栓を抜くだけで済みます。作中でも彼自身が「コルクを抜かれると全財産がこぼれ落ちる」ことを極度に警戒する描写があり、仲間たちにコルクを抜かれそうになって慌てふためくコミカルなシーンはお約束となっています。
性格は極めて皮肉屋(シニカル)で現実主義。テレビのチャンネルを高速で切り替えるのが得意で、電気機器や世間の流行にやたらと詳しいアンディ部屋の「情報通」としてのポジションを確立しています。情熱的で直情型のウッディやバズに対し、一歩引いた冷静なツッコミを入れることで、おもちゃグループ全体の絶妙なバランサーとして機能しています。