多くの人が混乱するのが「単相200V」と「三相200V」の違いです。「どちらも同じ200Vなら、同じ機器が使えるのではないか」という誤解が現場で頻発していますが、両者は波形も配線も根本から異なるため、一切の互換性はありません。
現場で機器や壁の差込口を確認する際は、単相三相コンセント形状の見分け方を頭に入れておく必要があります。家庭用と業務用では、誤配線による機器破損や火災事故を防ぐため、日本産業規格(JIS)によってコンセントの形状が厳格に差別化されています。
機器側の見分け方として最も確実なのは、背面のシルバープレートや取扱説明書に記載されている「定格銘板」を見ることです。「相数:1Φ」「単相 200V」と書かれていれば単相機器、「相数:3Φ」「三相 200V」と書かれていれば動力機器です。三相200V専用のモーター機器に単相200Vを接続してもトルクが出ず過電流で焼き切れますし、逆に単相機器に三相の配線を無理に繋ぐと制御基板が一瞬でショートして再起不能に陥ります。