情報空間には、軍事機密としての電磁兵器と、病的な被害妄想や悪質な詐欺商品が複雑に入り乱れている。「近隣住民から電磁波で監視されている」といった不安を煽り、高額なシールドシートや謎のペンダントを売りつけるビジネスが後を絶たない。
軍事用の指向性エネルギー兵器は、発電機や巨大なアンテナアレイなど膨大な電力を必要とし、民家の壁越しに日常的に照射し続けることは物理的に極めて困難である。もし原因不明の体調不良に悩まされた場合、まずは信頼できる医療機関で脳神経や耳鼻科の精密検査を受けることが最優先だ。自己判断でオカルト的な対策に逃げ込むのではなく、科学的な測定器を用いた電磁界強度の計測など、客観的なデータに基づく冷静なアプローチが求められる。