物語が大きく展開する第2章の殺人事件。小泉真昼の殺害現場において、彼女は九頭龍冬彦の暴走を食い止め、彼の身代わりとなるべく自ら手を下す決断を下した。学級裁判の土壇場で、彼女は自身が殺人犯(おしおき対象)となることで九頭龍冬彦だけを島から脱出させようと試みる。
「私はただの道具だ」と言い張り、感情を殺そうとする彼女。それに対し、ボロボロになりながら「道具なんかじゃない!俺にはお前が必要なんだ!」と涙を流して叫ぶ九頭龍冬彦。執行されたおしおき(パペットガール)の最後、操られた刃によって意図せず九頭龍冬彦を傷つけてしまった瞬間の彼女の表情。そこには、自らの過ちに対する絶望と、最後に触れ合えた愛おしさが混ざり合った、言葉を絶する悲しみが充満していた。