初芝橋本高校の受験を検討する上で、まず把握すべきはコースごとの特性と難易度の違いです。和歌山県私立高校偏差値の全体図において、同校は中堅上位から上位クラスに位置付けられており、受験生の学力や将来の進路目標に応じた明確なコース設計がなされています。
現在展開されている主要コースは、国公立大学や難関私立大学の現役合格を目指す「国公立・特進系コース」と、学業とクラブ活動を高次元で両立させる「進学・アスリート系コース」に大別されます。偏差値は特進系でおよそ56〜58、進学系でおよそ47〜50となっており、同一校内でありながら学習進度や日常の課題量には明確な差別化が図られています。
入試難易度と選考基準において、専願と併願では合格最低点や内申点のボーダーに開きが存在します。特に和歌山県内だけでなく、近隣の大阪府南部(泉南・南河内エリア)や奈良県中南部からの越境受験者も多く、併願校として智辯学園や近畿大学附属新宮、公立の粉河高校・橋本高校などと比較検討されるケースが目立ちます。入試問題自体は奇問を排した標準的な良問が中心ですが、特進系コースの合格最低点を確実にクリアするためには、基礎基本の完全定着と記述力の養成が不可欠です。