「セブン銀行でみずほの口座を使うと必ず手数料を取られる」というのは正確な理解ではありません。正当なルールとシステム上の仕組みを把握していれば、コストを完全にゼロにするみずほ銀行ATM手数料無料化の裏ワザが存在します。編集部が検証した代表的な3つの手法を解説します。
裏ワザ1:みずほマイレージクラブの優遇条件をスマートに達成する
最も王道でありながら、条件の誤解が多いのが会員プログラムの活用です。みずほマイレージクラブ無料条件をクリアすると、コンビニATMの利用手数料が月最大数回まで無料化されます。
優遇を受けるための確実なルートは「給与の受取口座指定」または「みずほマイレージクラブカード(クレジットカード)の年間利用」、そして「みずほダイレクトの定期利用と通帳レス口座(みずほe-口座)の組み合わせ」です。給与受取口座に設定したうえでWeb通帳へ切り替えておくだけで、セブン銀行を含む提携コンビニATMの手数料が月1〜2回無料になる権利を獲得できます。ネット上で「預金残高が何百万円もないと無料にならない」と囁かれることがありますが、これは明確な誤解です。
裏ワザ2:ことら送金×ネット銀行を使った「迂回出金ルート」
みずほマイレージクラブの条件を満たせない人にとって、絶大な威力を発揮するのが金融DXを活用した迂回テクニックです。鍵を握るのは、個人間送金サービス「ことら送金」です。
みずほダイレクトや提携アプリから、1回10万円以下の送金を手数料無料で実行できる「ことら送金」を使い、セブン銀行ATMの無料出金回数が手厚いネット銀行(住信SBIネット銀行やソニー銀行、UI銀行など)へ資金を即時移動させます。その後、送金先のネット銀行キャッシュカードやスマホATM機能を使ってセブンイレブンから出金すれば、みずほの残高を1円の手数料も払わずに引き出すことが可能になります。スマートフォンひとつで数十秒あれば完結する、現代ならではのスマートな自己防衛策です。
裏ワザ3:JR東日本の「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」を代替利用する
コンビニATMの代替として知る人ぞ知る存在が、駅構内を中心に設置されている「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」です。みずほ銀行とビューカードの提携関係により、ビューアルッテ端末であれば、みずほ銀行のキャッシュカードによる引き出しが平日日中は無料、土日祝日や時間外でも低水準の手数料で利用できます。セブン-イレブンへ駆け込む前に、最寄り駅のコンコースにビューアルッテがないかを確認する習慣をつけるだけでも、無駄な出費を劇的に減らせます。