境内入口から参拝者を迎えるのが、名物として名高い足踏み健康ロードです。参道の両脇に敷き詰められた天然石は、丸みを帯びたものから尖ったものまで形状が異なり、靴を脱いで一歩踏み出すだけで強烈な刺激が足裏を襲います。現場では「思った以上に痛くて前に進めない」「叫ばずにはいられない」といった声が絶えず、思わず手すりにしがみつく大人の姿が日常茶飯事となっています。東洋医学の足底反射区療法を取り入れたこの参道は、痛みによって自らの健康状態を自覚させ、邪気を払い身心を覚醒させる通過儀礼としての役割を果たしています。
激痛の参道を乗り越えた先、本殿手前で参拝者を迎えるのが、白蛇を象った撫で蛇様です。2匹の白蛇が絡み合うこの像は、触れる部位によって授かる神徳が異なるという明確な動線が設計されています。
頭を撫でれば「学業成就・合格祈願」、体を撫でれば「身体健全・病気平癒」、足元に寄り添う卵を撫でれば「金運・商売繁盛・安産」と、参拝者が抱く願いに応じて直接手で触れ、祈りを込めることができます。視覚だけでなく触覚を通じて神仏とつながるこの体験は、参拝者の心に深い納得感と安心感を刻み込みます。