教育関係者の間で「進学特化型の大手」として知られる京進ランゲージアカデミー新宿校ですが、ネット上の評判を精査すると、その評価は極めて明確な二極化を見せています。高評価を下している層の多くは「大学院の面接・研究計画書対策が手厚かった」「EJU(日本留学試験)の記述指導が的確で難関大に合格できた」という進路達成組です。一方で、授業ペースの速さや宿題の多さに対して「生活との両立が想像以上に過酷だった」と吐露する声も見受けられます。
同学校の真価を測る上で最大の焦点となるのが「進学希望者の進学率100%」という公表データです。公式発表資料によると、在籍生の大多数が有名大学・大学院進学を目指して来日しており、個別の研究室訪問指導から小論文添削に至るまで、一般の日本語学校では手が回りにくい領域まで講師陣が深く伴走しています。さらに近年では、日本の医療現場を目指す看護師国家試験対策コースの受講生を受け入れるなど、高度専門職への進路開拓にも注力しています。
気になる学費体系については、初年度総額でおよそ80万円から86万円前後(選考料・入学金・授業料・教材施設費等の合計)となっており、東京都内の文教エリアに拠点を置く法務省告示校の相場とほぼ同水準です。進学塾として半世紀近い歴史を持つ京進グループの教育インフラがバックボーンにある点を考慮すれば、費用対効果の面で納得感を持つ保護者や留学生が多い背景がうかがえます。