二人の最初の接点は2017年にまで遡る。HANDSIGNの実話を基にした代表曲『僕が君の耳になる』のMVで、足立梨花は耳が聞こえないヒロイン役を熱演した。撮影現場での真摯なやり取りが強い印象を残したものの、当時の二人はあくまで演者とアーティストというビジネスパートナーの関係にとどまっていた。
風向きが変わったのは数年後のことだ。MVの再生回数が1000万回を突破したことを記念したイベントで再会を果たした際、二人の会話は一気に弾んだ。手話を通じたコミュニケーションや互いの仕事に対する深い敬意が引き金となり、プライベートでの交際へと発展していったのだ。