鼻元への装飾と一口に言っても、どの位置にホールを開けるかによって醸し出されるニュアンスは劇的に変化する。代表的な部位である「ノストリル」は、小鼻の脇に施すスタイルだ。小さな一粒のスタッドや繊細な細いリングを装着することで、顔立ち全体に上品な華やかさと凛とした知性をプラスできる。日常のメイクやフォーマルな装いにも違和感なく溶け込むため、エントリーレベルとしても根強い人気を誇る。
対照的に、左右の鼻腔を隔てる鼻中隔に装着する「セプタム」は、よりエッジの効いたストリート感と存在感を主張する。リングを引っかけるスタイルや馬蹄型のデザインなど、選択するジュエリーによってミステリアスな雰囲気からモードな印象まで自由自在に変貌を遂げる。休日のプライベート空間ではセプタムを主張させ、仕事の現場では内側に隠す(あるいはマグネット式のフェイクピアスを活用する)といった、柔軟なスタイリングを楽しむ知恵も広まっている。