パーマの寿命を決定づける化学的解決策が、特定の補修成分の積極的な摂取だ。なかでも血液中の血色素から作られる「ヘマチン」は、毛髪補修の救世主として美容業界で高く評価されている。ヘマチンは髪の主成分であるケラチンと瞬時に強力結合し、傷んだ構造を補強する。さらに、残留した過酸化水素を瞬時に分解・無害化する働きを併せ持つ。
洗顔料レベルの優しさを持つアミノ酸系シャンプーの導入も不可欠だ。ココイルグルタミン酸TEAやラウロイルメチルアラニンNaといったアミノ酸系界面活性剤は、毛髪に必要な脂質を残しながら不要な汚れだけを落とす。強烈な脱脂力を持つ石油系 surfactant(高級アルコール系)とは一線を画し、パーマのカール形成力を根底から支えるのだ。