フォワードヘリックスの安定期間は一般的に6ヶ月〜1年程度と、じっくり時間をかけて完成させる部位です。皮膚が薄い部分でもあるため、体がピアスを異物として押し出そうとする「排除リスク」や、ホールの周囲に赤いタコのようなしこりができる「肉芽(にくげ)」への正しい理解が欠かせません。
軟骨ピアスのアフターケア・正しい洗浄方法:
かつて推奨された消毒液による毎日の消毒は、傷を治そうとする正常な細胞まで傷つけてしまうため現在では非推奨です。入浴時に低刺激の石鹸をよく泡立て、ホールの周りに泡を乗せて1〜2分放置したあと、シャワーのぬるま湯で擦らずに洗い流す「泡パック洗浄」を習慣にしてください。
肉芽ができてしまったときの治し方:
万が一肉芽が生じた場合、主な原因は「衣服の着脱や就寝時の摩擦」「ピアスの斜めがけによる局所的な圧迫」です。初期段階であれば、清潔な精製水に天然塩を溶かしたホットソーク(温塩水浸け)で血行を促すか、シリコンディスクを挟んで物理的な刺激を緩和する方法が有効です。炎症がひどい場合は自己判断せず、速やかに皮膚科を受診してステロイド外用薬などの適切な処方を受けてください。