多くの参加者が気になるのが、合法的な最速到着手段である「始発組」と違法な「徹夜組」の実際の差だ。結論から言えば、現在の運用下では徹夜をするメリットは皆無に等しい。徹夜で並んだところで、ペナルティとしてペナルティエリアへ隔離されたり列の後方に回されたりするため、結果的に入場が大幅に遅れるからだ。
一方で、始発電車を利用して来場する「始発組」は、準備会が公式に認めた最速の到着タイミングとなる。特にりんかい線の始発電車が国際展示場駅に到着する時間帯は、多くのファンが整然とスタッフの指示に従って移動する。始発組は定められた正規の待機列にスムーズに誘導されるため、安全かつ確実に目的のエリアを目指すことができる。
体力的な消耗という観点からも明暗は分かれる。極寒や猛暑の屋外で一夜を明かした徹夜組は、開場時には疲労困憊となり本来のイベントを楽しむ余裕を失っていることが多い。対照的に、適切な睡眠をとって始発で駆けつける参加者は万全のコンディションで会場内を巡ることができる。ルールを守ることこそが、結果として最も高い満足度につながるのだ。