本編の圧倒的な人気を受けて始動した続編『自称悪役令嬢な妻の観察記録。』は、晴れて正妃となったバーティアと、国王代理として手腕を振るうセシルの結婚生活を描いた正統後継作です。単なるファンサービス的な日常コメディにとどまらず、新たな政治的火種や王宮内の陰湿な権力争いを背景に、物語の厚みはさらに増しています。
続編における最大のハイライトは、二人の間に誕生する双子の子どもたち(長男・長女)の存在です。バーティアは母となっても相変わらず「立派な悪の元凶」「冷酷な毒母」を目指して的外れな英才教育を施そうとしますが、持ち前の溢れんばかりの情愛が隠しきれず、子どもたちからは全幅の信頼と敬愛を寄せられることになります。
一方のセシルは、父となったことで「妻と我が子を害そうとする外敵」に対する冷徹さが一層研ぎ澄まされ、陰謀を企てる貴族たちを容赦なく排除していきます。読者コミュニティでは、「本編以上にセシルの独占欲と溺愛ぶりが突き抜けている」「バーティアのブレないおバカ可愛さが家族全体を幸せに巻き込んでいく姿が尊い」といった絶賛の声が支配的です。