『Whenever You Call』の魅力は、計算し尽くされたボーカルのパート割にも色濃く表れています。ブルーノ・マーズのディレクションにより、各メンバーの声の個性と情感が最大限に引き出されました。
楽曲の導入部では、大野智の卓越したピッチと透明感あふれるハイトーンボイスが静寂を切り裂き、一瞬でリスナーを楽曲の世界観へと引き込みます。続いて櫻井翔の誠実で芯のある歌声、相葉雅紀の優しく包み込むような温もりのあるトーン、二宮和也のエモーショナルで語りかけるような表現力、そして松本潤の深みのある低音と繊細なニュアンスがバトンのように受け渡されていきます。
サビに向かうにつれて5人の声が重なり合い、重厚なコーラスワークを形成。ソロパートで個々の感情を繊細に伝えつつ、ユニゾンとハーモニーで「5人で嵐であることの絶対的な絆」を体現する構成は、ファンにとって涙なしには聴けない芸術的な仕上がりとなっています。