ジュニア時代の相葉雅紀を振り返る際、ファンが最も心を打たれるのが二宮和也との「総武線コンビ」としての深い絆です。千葉方面から都内のレッスン場やテレビ局へ通う際、JR総武線を利用していた2人は、移動時間をほぼ毎日共有していました。
学校帰りに制服姿で総武線に乗り込み、車内で学校の宿題を見せ合ったり、将来の夢やレッスンでの悔しさを語り合ったりした日々。津田沼や小岩などの駅を通過しながら、2人はJr.の熾烈な選考を共に支え合って生き抜いていました。二宮が腹痛を起こした相葉を心配して途中で電車を降りて介抱した話や、相葉の実家である中華料理店に二宮が毎週末のように遊びに行っていたエピソードは、ファンの間でもはや語り草です。
また、合宿所での生活やコンサート遠征時のエピソードも尽きません。朝が弱かった相葉を先輩Jr.が起こそうとした際、寝ぼけて独特の珍言動を連発して場を和ませた話や、リハーサルで振付師に怒られて涙を流しながらも、持ち前の明るさで最後まで居残り練習を続けた努力家の横顔。そうした等身大の人間性が、仲間からもスタッフからも深く愛される理由となっていました。