ここで改めて、鈴木かのん 経歴まとめとグループ卒業に至るまでの道のりを整理します。彼女がモーニング娘。に残した足跡は、数字や序列だけでは測れない特別な温かさに満ちていました。
2011年1月2日、約9000人の応募者の中から譜久村聖、生田衣梨奈、鞘師里保とともに9期メンバーとしてモーニング娘。に加入した鈴木香音は、当時わずか12歳でした。イメージカラーは緑。愛知県蒲郡市出身の彼女は、加入直後から人懐っこい笑顔と愛嬌でファンのみならず共演者からも愛され、バラエティ番組等でも自虐ネタを交えながらグループの親しみやすさを牽引しました。
しかし、活動5年目を迎えた2016年2月、突如としてグループからの卒業と芸能界引退が公式発表されます。公表された鈴木かのん 引退理由および卒業理由は、以下のような誠実な告白に基づくものでした。
「モーニング娘。の活動を通じて、歌やダンスで誰かを笑顔にすることの素晴らしさを知った。これからは別の形で、人と直接関わり合い、誰かの役に立てる人間になりたい。そのために幼い頃からの関心事であった福祉の仕事に就くための勉強に専念したい」
アイドルの卒業理由としては極めて異例であった「福祉の道への転身」は、世間に大きな感動と敬意を持って受け止められました。人気絶頂のグループに身を置きながら、自らの未来を冷静に見つめ直した末の、強い覚悟が込められた決断でした。