ネット上には「デスクトップPC程度ならアース線は繋がなくても壊れない」という極論が散見される。確かに、現代のPCパーツは保護回路が厳密に組み込まれており、即座に爆発したり煙を吹いたりすることはない。そのため「不要論」が一人歩きしやすい側面があるのは否定できない。
だが、壊れないことと正常に動作し続けることはイコールではない。特に2026年現在、ローカル環境でAI生成モデルを常時稼働させたり、高フレームレートでのゲーミングを数時間にわたって続けたりする過酷な運用において、熱と電気的ストレスのダブルパンチは静かに基板を蝕む。アース線を接続することは、パーツの耐用年数を本来のスペック通り引き出すための「最良の保険」なのだ。