SNSやインテリア相談のコミュニティ、大手Q&Aサイトを調査すると、新居への引越し時に「高価なオーダーカーテンを作ったのに失敗した」という悲鳴が後を絶ちません。現場の生の声と専門家のヒアリングから見えてきた、失敗の典型的パターンは以下の通りです。
「新築マンションの内覧会で、メジャーを忘れてスマートフォンの採寸アプリで適当に測って注文したら、届いたカーテンが5cmも浮いてしまった」(30代会社員・新築購入者)
「賃貸アパートで、以前の住人が残していった突っ張りレールをそのまま測ったら、レールの自重で中央がたわんでおり、カーテンを掛けた瞬間に中央だけ裾が引きずって掃除機がかけられない」(20代単身者・賃貸入居)
専門家が指摘するオーダーカーテン採寸で失敗する最大の理由は、「布製メジャーや巻き尺のたるみ」と「レール取り付け前の計測」です。100円ショップのビニールメジャーは引っぱる力で伸び縮みし、2メートルで最大2cm程度の狂いが生じます。必ず金属製のコンベックス(巻き尺)を使用し、垂直・水平をキープしながら測ることが基本となります。
また、賃貸カーテン採寸の注意点として見落とせないのが、既存レールの歪みや壁面の傾きです。築年数が経過した物件では、窓枠自体が数ミリから1センチ程度沈下しているケースも珍しくありません。左右両端と中央の3箇所の高さを測り、最も短い数値を基準にしないと、片側だけ床を擦るトラブルに直結します。