プロフィールブックの質感を決定づける最大の要素は「用紙の選定」です。一般的なチラシに使われるツルツルとした光沢紙(コート紙)を選ぶと、結婚式特有のフォーマル感や上品さが損なわれ、安っぽく見えてしまう懸念があります。
現在、ウェディング市場で高い人気を誇るのが以下の2大特殊紙です。
- アラベール紙印刷:画用紙のような自然な凹凸と温かみのある手触りが特徴の非塗工紙。光沢を抑えた落ち着いた仕上がりになり、アンティーク調やナチュラルウェディングの世界観と抜群の親和性を持ちます。ただしインクが紙に沈みやすいため、写真のコントラストをやや強めに設定しておく配慮が有効です。
- ヴァンヌーボ印刷:豊かな紙の風合いを持ちながら、印刷された絵柄部分にのみ上品なグロス感が乗る高級微塗工紙。写真の発色の鮮やかさと、紙地の上質なマット感を両立できるため、前撮り写真の美しさを際立たせたい場合に最も推奨されます。
用紙の厚みに関しては、110kgまたは135kgが標準です。8ページ構成の場合、90kgでは薄すぎて裏写りやペラペラ感が出やすく、逆に180kg以上になるとページが開きにくくなり、中央が浮いてしまうため注意してください。