まりもの日常ケアにおいて、生命線となるのが定期的な水換えです。容器内に溜まった老廃物や雑菌を排出し、新鮮な酸素と微量ミネラルを供給することが健康維持の土台となります。
まりもの水換え頻度は、季節と室温に応じて明確に切り替える必要があります。水温が上がりやすくバクテリアが繁殖しやすい夏場は週に1〜2回、水質が安定しやすい冬場は2週間に1回が適正なインターバルです。春や秋の過ごしやすい時期であれば、1〜2週間に1回を目安に状態を観察しながら行います。
水換え時に気になるのが「水道水のカルキ(塩素)」ですが、結論から言えば、まりもは熱帯魚ほど塩素に神経質になる必要はありません。日本の水道水に含まれる程度のカルキであれば、直接使用しても枯死するリスクは極めて低いです。ただし、水道管から出したばかりの水は外気温と温度差があるため、汲み置きして室温に馴染ませた水を使用するか、急激な水温ショックを与えない配慮が求められます。カルキ抜き中和剤を使用すること自体は無害ですが、必須ではありません。
また、まりもの容器にはガラス瓶が最適です。透明度が高く光合成に必要な微弱な光を通しやすいだけでなく、プラスチック容器に比べて水温の変化が緩やかになる利点があります。密閉できる蓋付き容器で飼育する場合は、完全に締め切ると酸素不足を招く恐れがあるため、時折蓋を開けて空気の入れ替えを行うか、スリットのあるフタを選ぶのが無難です。