日本国内のテレビ放送から始まったこの演出手法は、2010年代半ばからVineやYouTubeを通じて海外のネットコミュニティへと瞬く間に流出した。海外のユーザーたちは、日常生活の失敗談や突発的なアクシデントを捉えたショート動画のオチとして、この「ジョジョ風矢印」と『Roundabout』のBGMを合成し始めた。これがグローバルなインターネット・ミームの誕生である。
スケートボードでバランスを崩した瞬間、ペットが予想外の行動に出た直前、あるいは友人がジュースをこぼす0.1秒前。最悪の事態が確定したその瞬間に映像がセピア色に変化し、「To Be Continued」の矢印が姿を現す。惨劇の結末をあえて見せず、視聴者の想像力に委ねるこの編集技法は、国境や言語の壁を越えて爆発的な笑いを生み出した。YouTube上のコンピレーション動画は数百万回再生を連発し、ミームとしての地位を強固なものにした。