『北斗の拳』の造形やアクションには、伝説のアクションスターであるブルース・リーの遺伝子が色濃く受け継がれています。ケンシロウの引き締まった肉体美や俊敏なステップ、そして連打時の鋭い叫び声は、映画『燃えよドラゴン』や『怒りの鉄拳』へのオマージュです。
北斗神拳奥義の一覧を俯瞰すると、百裂拳は肉体の深層に潜む潜在能力を一気に解放して手数を極限まで増幅させる、言わば「基本にして究極の打撃奥義」に位置づけられます。相手の防御を無力化して瞬時に急所を穿つ連打術は、ブルース・リーが提唱したジークンドーの超近接打撃(ワンインチパンチや連続ストレート)の概念とも見事に共鳴しています。