2006年のトリノオリンピック出場を最後に現役を引退した原田は、長年所属した雪印乳業(現・雪印メグミルク)スキー部の監督に就任しました。選手時代から培った卓越したジャンプ理論と、個々の性格に合わせたきめ細かなコミュニケーションを軸に、多くの有力ジャンパーを育成しました。
監督としての原田の評判は「選手に寄り添い、自主性を重んじる温かいリーダー」として知られています。自らが経験した極限のプレッシャーや挫折の痛みを誰よりも知っているからこそ、不調に苦しむ選手に対しても頭ごなしに叱責することなく、粘り強く対話を重ねる指導スタイルを徹底。数々の国内外の大会でチームを好成績に導き、2014年に監督を勇退した後も名誉あるアドバイザーとしてチームを支え続けています。