事件直後、大分県警八田興一容疑者の捜査班は別府湾沿いのヨットハーバー付近で容疑者が脱ぎ捨てたとみられるTシャツやスリッパを押収しました。当初は海への飛び込み自殺などの可能性も囁かれましたが、遺体や遺留品が見つかっていないことから、警察は「第三者の手引きまたは自力による遠方への逃走」を前提に全国規模の捜査を展開しています。
八田興一の現在に至る足取りについては、九州島内にとどまらず、大阪・西成や東京・山谷などの簡易宿泊街、さらには沖縄や南西諸島の離島、地方の農林水産業に従事する住み込み現場など、多岐にわたるエリアで八田興一の潜伏先に関する捜査が続けられています。
大分県警には全国から毎月多数の八田興一の目撃情報が寄せられており、「繁華街の飲食店で見かけた」「日雇い現場の同僚に酷似している」「深夜のネットカフェで似た男を見た」といった通報が後を絶ちません。捜査員が現場へ急行して防犯カメラの確認や事情聴取を行うものの、現時点では「似ている人」への職務質問にとどまり、決定的な身柄拘束には至っていません。
捜査関係者の間では、スマートフォンや金融口座などの電磁的記録を一切使わず、現金手渡しの日雇い現場を転々としながら潜伏している可能性や、身分証明書の提示を求められない環境に身を隠している見方が強まっています。