山添寛が「クズ芸人」と呼ばれながらも世間から嫌悪されず、むしろ好感度を高めている最大の要因は、礼儀正しさと毒舌の絶妙なバランス感覚にあります。先輩芸人や共演者に対する気配りや腰の低さを徹底しながら、番組のツボを押さえた切れ味鋭い悪童ボケを繰り出します。
特にボートレースなどのギャンブルに対する情熱は本物で、公営競技の配信番組や専門番組で見せる真剣な眼差しと圧倒的な知識量は、ファンからも高くリスペクトされています。決して自分の非をごまかさず、欲望に忠実でありながらも他者を不快にさせない立ち回りは、まさに「クズ紳士」と呼ぶにふさわしい芸風です。