第1種換気で後悔する理由は?電気代の真相とプロが明かす落とし穴

第1種換気で後悔する理由は?電気代の真相とプロが明かす落とし穴

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新築住宅の引き渡しから数ヶ月が過ぎ、最初の季節の変わり目を迎えた頃、施主向けコミュニティやSNSに急増するのが「第1種換気 後悔」という悲痛な声です。ハウスメーカーのモデルハウスで聞かされていた「室温を保ったまま常に澄んだ空気が循環する」という理想と、入居後の過酷な現実との間には大きな断絶が存在します。

後悔の筆頭に挙げられるのが、フィルター掃除と交換頻度に伴う精神的・肉体的ストレスです。第1種換気は給気・排気の双方を機械ファンで強制的にコントロールするため、外気に含まれる花粉、黄砂、PM2.5、そして大量の羽虫を専用フィルターで物理的に捕集します。初夏から秋口にかけて給気口の防虫ネットを開けると、数百匹規模の虫の死骸がびっしりと詰まっている光景に直面し、強い不快感を訴える施主は少なくありません。

「フィルター掃除ランプが点滅するたびに気が重くなる」「2階天井裏や高い壁面に設置されたフィルターを取り外す際、ホコリや虫が頭上に降ってきた」といった体験談は氷山の一角です。メーカー推奨のメンテナンス頻度はプレフィルターの水洗いが1〜3ヶ月に1回、高性能微粒子フィルターの交換が半年〜1年に1回と定められています。共働き子育て世帯にとって、このルーティンを10年単位で維持し続けるハードルは想像以上に高いのが実情です。日々の手入れを怠れば目詰まりを起こして換気風量が著しく低下し、かえって室内空気が淀む悪循環に陥ります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。