一大トレンドの発信基地である東京・新大久保。現地を歩くと、平日・週末を問わず、路地裏の韓国料理店からメインストリートの大型店に至るまで、店頭の看板にはUFOチキンのサンプルやPOPが並んでいます。
現地店舗の店長への聞き取りによると、「20代のグループ客の約7割がUFOチキンかそれに準ずるチーズフォンデュ系セットを注文する。テーブルに鍋が運ばれた瞬間、全員がスマートフォンを構えて動画を回すのが日常の光景」と証言します。店内では店員が卓上でガスコンロに火をつけ、チーズがグツグツと泡立ち始めるタイミングを見計らって「今が巻きどきです」と声をかけるオペレーションが確立されていました。
一方、ネット上のコミュニティ(Xや知恵袋、グルメ口コミサイト)における生の声を見ていくと、熱狂的な支持とともに、いくつかのシビアな指摘も散見されます。
【肯定的な評判・ポジティブな声】
「何人かで行って味をシェアできるのが最高。甘いヤンニョムと塩気のあるチーズの組み合わせが背徳的すぎてクセになる」
「動画を撮るのが楽しくて盛り上がる。冷めても店員さんに言えば温め直してくれる店が多いのが嬉しい」
【否定的な評判・改善を求める声】
「チーズの量が多すぎて後半は胃もたれする。2人前だと油分がきついため、3〜4人でシェアしてちょうどいい」
「安価な店だと時間が経つとチーズがゴムのように固まり、油が分離してしまう」
現場とネットの声を照らし合わせると、店舗ごとの「チーズの品質選定」と「保温設計」が満足度を左右する決定的な分岐点になっていることがわかります。質の良いナチュラルチーズや生クリームを配合している優良店では高評価が並ぶ一方、プロセスチーズや低価格の油脂加工品に頼る店舗では後半の重さに苦言が集まる傾向にあります。