独自の企画力で深夜ドラマ界を牽引し続けてきたテレビ東京と、重厚な映画制作の歴史とノウハウを誇る東映。この異色のタッグが結実したことが、作品のクオリティを底上げしている最大要因だ。小規模なロケーションでありながら、レンズの選定から照明の陰影に至るまで、銀幕レベルのこだわりが貫かれている。
日本の映像制作業界において、テレビ局と老舗映画会社の本格的なコラボレーションは、コンテンツ表現の可能性を広げる試みとして強い関心を集めている。スタジオのセット組み立てから現場の撮影手法に至るまで、互いの強みを融合させた制作アプローチが、作品に類を見ない空気感を与えているのだ。