喉の痛みが引かない場合、何科を受診すべきか迷う方が多いですが、結論として第一選択は耳鼻咽喉科です。
内科や一般の小児科では、ペンライトと舌圧子で目視できる範囲(口蓋扁桃周辺)しか確認できないことが多く、舌の付け根や喉頭の奥に刺さった骨を発見するのは困難です。耳鼻咽喉科であれば、細径の電子内視鏡(ファイバースコープ)を用いて喉の奥深くまで鮮明に観察し、専用の特殊な鉗子を使ってその場で安全・確実に骨を摘出できます。
以下に当てはまる場合は、様子見を打ち切り、速やかに医療機関を受診してください。
【プロの結論】受診を急ぐべき危険サインと判断基準
- 唾液を飲み込むだけでも耐え難い激痛がある
- 喉の痛みだけでなく、首の腫れや37.5℃以上の発熱を伴っている
- タイ、ブリ、タラなどの大型で硬い魚の骨を誤飲した
- 痛みが時間の経過とともに強くなっている、または胸の奥に痛みが移動した
- 翌朝になってもチクチクとした異物感や痛みが全く軽減しない
「魚の骨くらいで受診するのは大げさではないか」と躊躇する必要は一切ありません。早期受診であれば数分の処置で痛みから解放されます。