日本の猫の飼育数は何匹?犬を圧倒した理由と最新統計の真相

日本の猫の飼育数は何匹?犬を圧倒した理由と最新統計の真相

日本の猫の飼育数は何匹?犬を圧倒した理由と最新統計の真相とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

日本のペット飼育環境において、猫の存在感はかつてない高まりを見せています。一般社団法人ペットフード協会が発表した「全国犬猫飼育実態調査」の最新集計によると、日本の猫の飼育頭数は推計約890万頭前後で高止まりを維持しています。これに対し、犬の飼育頭数は約680万頭前後まで減少しており、犬猫飼育数の比較推移において猫の優位が完全に定着した形です。

2010年代初頭までは犬の飼育数が1,000万頭を超え圧倒的なシェアを占めていましたが、2017年の歴史的逆転劇以降、両者の差は開く一方となっています。この長期的なトレンドは、一時的な流行ではなく、日本社会の人口動態と居住環境の構造変化がもたらした必然的な帰結といえます。

項目猫(Cat)犬(Dog)編集部の分析と背景全国推計飼育頭数約890万頭約680万頭猫は横ばい〜微増基調、犬は長期的な減少傾向が継続。平均寿命の推移15.79歳(室内飼育:16.2歳)14.76歳獣医療の高度化と室内飼育の徹底で高齢化が顕著。生涯必要経費(目安)約160万〜190万円約250万〜300万円散歩グッズや大型トリミング費用がない分、初期・維持費で猫が有利。世帯あたりの平均飼育数約1.75頭(多頭飼育率高)約1.24頭猫は「2頭目・3頭目」を迎え入れる心理的ハードルが低い。
中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。