舞台上では匂い立つような艶と古風な陰影を放つ児太郎ですが、素顔は極めて快活で実直な青年として知られています。その基本プロフィールと育った背景を整理します。
中村児太郎の本名は中村優光(なかむら・まさみつ)。1993年12月23日生まれで、2026年の誕生日で33歳を迎えます。初舞台は1999年、わずか5歳のときに歌舞伎座『紅葉狩』の山神役で、初代中村児太郎を名乗って踏み出しました。
学業においては、多くの歌舞伎俳優が通う青山学院の初等部から中等部、高等部を経て、青山学院大学文学部比較芸術学科へと進学し、卒業を果たしています。青山学院高等部時代にはサッカー部に所属し、激しい部活動と舞台の稽古を両立させていたエピソードは有名です。伝統の枠にとらわれない柔軟な思考力や、長身で引き締まった体躯による強靭な体幹は、この学生アスリート時代の鍛錬が大きな礎となっています。