洗濯槽をいくら洗浄しても臭いが収まらない場合、原因は周辺パーツの雑菌汚染にあります。盲点になりやすい3大箇所のメンテナンスを怠ってはなりません。
第1に、糸くずフィルター(ドラム式は糸くず捕集フィルター・排水フィルター)です。ここに溜まった綿埃は、水分を含んでヘドロ状の菌床に変化します。取り外したフィルターは古い歯ブラシと塩素系カビ取りスプレーを用いて網目の奥まで除菌し、完全に乾燥させてから戻します。
第2に、洗剤・柔軟剤投入口の内部です。濃縮タイプの柔軟剤は粘度が高く、ケースの裏側にゼラチン状に固着します。ケース自体を本体から引き抜き、40℃以上のぬるま湯に浸けながら中性洗剤で擦り洗いを行います。
第3に、見過ごされがちな洗濯機下の排水口と排水ホースのぬめり取りです。排水トラップの水が蒸発したり、髪の毛や洗剤カスがヘドロとなってトラップ内に堆積すると、下水の悪臭が洗濯機内部へ逆流します。排水口カバーとトラップのパーツを分解し、パイプ用高粘度塩素ジェルを流し込んで20分放置後、大量の水で一気に押し流すことで、下水臭の逆流を完全にシャットアウトできます。