本作のもうひとつの主役が、音楽プロデューサー赤坂東児氏らによる洗練された楽曲群です。うたっておどろんぱ 人気曲一覧を振り返ると、子ども向け番組の既成概念を打ち破る転調や変拍子、豊かなオーケストレーションが駆使されていたことに驚かされます。
- 「オドロンパのテーマ」:番組の幕開けを告げる躍動感溢れるシグネチャーソング。複雑なリズム構成でありながら一度聴いたら忘れられない中毒性を持つ。
- 「ちぎれたゆめ」:哀愁を帯びたメロディと美しいハーモニーが特徴的な名曲。子どものみならず保護者の涙腺を刺激した屈指のバラード。
- 「ココロのミュージアム」:美術館をモチーフに、多彩なリズムとステップが融合したミュージカル仕立ての大作ナンバー。
- 「すてきなことば」:言葉の大切さを歌い上げる名曲で、学校や保育現場の合唱曲としても広く歌い継がれた。
- 「あしたのうた」:番組後期のエンディングを彩り、前向きな希望を届ける壮大なアンセム。
現在これらの楽曲を体系的に聴く手段として、日本コロムビアからリリースされたうたっておどろんぱ CD DVD ベスト盤が中古市場やコレクターズアイテムとして高値で取引されています。「良質な本物の音楽を幼少期から聴かせたい」という親世代のニーズが、2020年代半ばを過ぎた現在も根強く続いている証拠です。