使用期限切れの薬は飲むと危険?薬剤師が明かす健康リスクと廃棄法

使用期限切れの薬は飲むと危険?薬剤師が明かす健康リスクと廃棄法

使用期限切れの薬は飲むと危険?薬剤師が明かす健康リスクと廃棄法とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

多くの生活者が混同しやすいのが、病院で出される処方箋医薬品とドラッグストアで購入する一般用医薬品(OTC医薬品)の期限の違いである。パッケージに印字された年月日は、あくまで「未開封の状態で適切な環境に保管された場合」に限った品質保証期限を指している点を見落としてはならない。

調剤薬局で調剤された処方薬は、医師が診断した患者の「その時の症状と治療期間」に合わせて日数が計算されている。小分けにされた錠剤シートや散薬、軟膏には製造元の元箱のような長期安定性は期待できない。調剤薬局の管理薬剤師は「処方薬は指示された日数を飲み切るためのものであり、症状が治まったからと保管して数ヶ月後に再利用する前提では設計されていない」と警鐘を鳴らす。

一方のOTC医薬品であっても、一度開封してアルミ包装を破れば湿気との接触が始まる。瓶入りの錠剤やシロップ剤は、開封後数ヶ月程度で劣化が急速に進むため、箱に記載された日付だけを盲信するのは危険である。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。