四郎(よんろう)といえば、切っても切り離せないのが「三浪中」という壮絶な受験生設定だ。東松山大学への合格を目指し、狭い壁一枚隔てた隣部屋で夜な夜な勉強に励んでいたが、野原家の騒々しい日常に巻き込まれるのがお約束の展開だった。壁の穴越しに野原家から夕飯のおかずをちゃっかり貰う図々しさを見せつつも、どこか哀愁を漂わせる姿は国民的な笑いを呼んだ。
ファンが最も気をもんだ合否結果だが、劇中では見事に合格を果たしている。度重なる不合格通知に打ちひしがれ、崖っぷちに立たされながらも諦めなかった彼の泥臭い努力は、長年のファンにとって屈指の名場面として深く刻まれている。