中学受験において志望校選定の軸となる大手塾の模試データ。大妻多摩中学校の偏差値推移を検証すると、入試日程と選抜方式の多様化に伴い、明確な「二極化と底上げ」が起きていることが分かります。
大手進学塾の基準偏差値において、大妻多摩 四谷大塚 偏差値は2月1日午前の第1回入試が45前後であるのに対し、2月1日午後や2月2日の第2回入試では49〜50まで跳ね上がります。同様に、日能研 大妻多摩 難易度を示すR4偏差値一覧でも、午前回が44前後、午後入試が48〜49と、約4〜5ポイントの明確な開きが存在します。中堅上位層を広くカバーする首都圏模試 大妻多摩中学校 偏差値においては、午前の基本日程で55前後、午後入試や特待枠では60〜62に達する回も見受けられます。
受験関係者の間では「午前は標準的な実力で手堅く合格を狙える一方、午後は御三家や吉祥女子・鴎友学園・豊島岡女子などを目指す上位層が併願の滑り止めとして大量流入する」という構図が常識化しています。つまり、同一校でありながら、受ける日程と時間帯によって戦うライバルの学力母集団がガラリと変わる点に注意しなければなりません。