5階に広がる「基本展示室」は、「宇宙」「環境」「生活」「生命」そして福岡の未来を描く「フューチャー」の計5つのゾーンで構成されています。ここでは単なる解説パネルの閲覧にとどまらず、空間全体を使ったインタラクティブな体験装置が配置されています。
特に注目を集めているのが、宇宙飛行士の訓練を疑似体験できるアトラクションや、重力・慣性力を身体全体で体感できる大型シミュレーターです。平日は地元の学校団体や未就学児連れの親子で賑わう一方、休日の午後には理系分野に関心の高い社会人や大学生が数式や展示解説にじっくり見入る姿が目立ちます。
また、フロア中央に位置するオープンラボ「連携ラボ」やサイエンスステージでは、専任スタッフや連携企業・大学の研究者による「サイエンスショー」が連日開催されています。液体窒素を用いた超低温実験や、日常の身近な素材を使った化学反応の実演など、視覚と聴覚をダイレクトに刺激するプレゼンテーションは毎回立ち見が出るほどの盛況ぶりです。単なる知識の詰め込みではなく、「なぜそうなるのか」という仮説検証のプロセスを体験させる演出が、知的好奇心を強く刺激します。