事件発覚後、警視庁は大規模な捜査網を敷き、犯行グループの摘発を進めました。主犯格の1人であるカミンスカス操は、警察の強制捜査直前にフィリピンへ逃亡したものの、現地当局に拘束されて日本へ強制送還されました。
東京地方裁判所および東京高等裁判所での裁判の結果、関与した地面師グループには次々と厳罰が下されました。
- カミンスカス操:主導的役割を果たしたとして懲役11年の実刑判決が確定。
- 羽毛田正美(偽地主役):犯行に不可欠な役割を果たしたとして懲役4年の実刑判決が確定。
- 内田マイク(手配役):懲役12年の実刑判決が確定。
- その他のブローカー・偽造グループ:それぞれ懲役3年〜10年前後の実刑判決。
刑事責任の追及は進んだものの、騙し取られた55億5000万円の回収は極めて困難を極めました。犯行グループは資金が口座に振り込まれた直後、数十のペーパーカンパニー口座や暗号資産、現金引き出しなど多層的なマネーロンダリングを実施。積水ハウス側が民事訴訟を通じて資産の差し押さえを試みたものの、実際に回収できた金額は被害総額の数パーセント程度に過ぎず、巨額の損失処理を余儀なくされました。