ネット上やSNSで「動物との距離が近すぎる」と話題を呼び続けている渋川動物公園。その噂の真相は、園内足を踏み入れた瞬間に明らかになります。約3万坪という広大な丘陵地を切り開いた敷地内では、ウマやロバ、カピバラ、ヤギ、ヒツジ、さらにはクジャクや各種鳥類にいたるまで、驚くほど自然な姿で共生しています。
一般的な動物園に見られる無機質なコンクリートや頑丈な二重フェンスは最小限に抑えられ、来園者のすぐ横を鳥が歩き、手を伸ばせば優しい瞳をした草食動物たちが迎えてくれます。入園ゲートで販売されているおやつ(野菜ペレットなど)を手に持つと、たちまち動物たちの人気者になれる臨場感は、他の施設ではなかなか味わえない圧倒的な体験価値を生み出しています。
四季折々の草花が自生する園内は、季節ごとにまったく異なる表情を見せます。春にはワラビ狩りや桜、初夏にはアジサイ、秋には紅葉と、単なる動物園というよりも「動植物が一体となった広大な里山パーク」と呼ぶにふさわしい構造が、子どもから大人までを惹きつける理由です。