多くの参拝者が目指す目的地が、本堂裏手から山道を登った先に佇む出流山満願寺 奥の院です。受付で出流山満願寺 拝観料(入山料:大人300円)を納めて山道へ足を踏み入れると、アスファルトの道は途切れ、岩や木の根が露出した険しい山道へと姿を変えます。道中には、修験者が水行を行ったとされる出流山満願寺 大悲の滝が轟音を立てて流れ落ちており、マイナスイオンと霊気が肌を刺すような冷涼感をもたらします。
石段を登りつめた先に突如として姿を現すのが、断崖絶壁にせり出すように建てられた奥の院拝殿です。京都の清水寺を彷彿とさせる懸崖造(舞台造り)の舞台に立つと、深山幽谷の絶景が一望できます。そして拝殿の背後には、薄暗い出流山満願寺 鍾乳洞の入り口が口を開けています。
洞内へ進むと、鍾乳石が気の遠くなるような歳月をかけて形成した「鍾乳石の十一面観世音菩薩」が自然の岩肌にそのまま祀られています。人工的な彫刻ではなく、大地そのものが生み出した神仏の姿を前にした瞬間、訪れた誰もが言葉を失うほどの圧倒的な神聖さに包まれます。この天然鍾乳洞と拝殿の一体感こそ、出流山満願寺 パワースポットとして語り継がれる奇跡の核心部です。