学生の103万の壁を超えるとどうなる?親の税金急増の真相と対策

学生の103万の壁を超えるとどうなる?親の税金急増の真相と対策

学生の103万の壁を超えるとどうなる?親の税金急増の真相と対策について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。

「気づいた時には103万円を数万円オーバーしてしまっていた」という場合、隠し通すことはできません。勤務先から自治体へ給与支払報告書が提出されるため、翌春以降に必ず親の勤務先へ情報が連携されます。発覚した段階で速やかに対処を進めましょう。

まず、1カ所のアルバイト先だけで働いている場合は、年末に勤務先から配られる「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の提出時に正直な年間見積額を記載します。万が一勤労学生控除を適用したい場合は、学生証のコピーや在学証明書を添付して所定の欄に記入します。

一方、複数のアルバイトを掛け持ちしていて合算で103万円を超えた場合、バイト先ごとの年末調整だけでは正しい税額が計算できません。年明けの2月中旬〜3月15日の期間中に、各バイト先から発行された「源泉徴収票」をすべて揃えて確定申告を行う必要があります。掛け持ち先で源泉徴収(天引き)されていた税金がある場合は、確定申告によって納めすぎた税金が還付金として戻ってくるメリットもあります。

何よりも先に行うべきなのは、「親へ103万円を超えてしまった事実を早期に伝えること」です。親が会社の年末調整で正しい申告を行えば、余計な追徴課税の手続きやペナルティを防ぐことができます。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。