日本人の髪は、欧米人に比べて太くて硬く、横に広がって生えやすい特徴がある。そのため、少しでも長さを間違えると、頭が大きく見えたり、野暮ったい印象を与えてしまう。特にハチ(頭の出っ張り部分)の張り出しが強いアジア人の骨格では、ミリ数選びの難易度がさらに上がる。
「とりあえず6ミリで」と全体を均一に刈り上げてしまうと、数日後には髪がツンツンと立ち上がり、収拾がつかなくなる。これがセルフカット初心者が陥りがちな「ヘルメット化」の正体だ。自分の頭の形を理解し、部位ごとに長さを変えることこそが、失敗を防ぐ唯一の道である。