洗濯後、布団を取り出した瞬間に「中綿が四隅に固まって全体が凸凹の団子状になってしまった」というトラブルは、適切な手順を踏めばある程度リカバリーが可能です。効果的な布団の中綿の偏りを元に戻す方法として、プロも実践するレスキュー手順を整理しました。
最も重要なのは、完全に乾ききる前の半乾き状態で処置を行うことです。水分が残っている段階で布団を平らな床やベッドの上に広げ、塊になっている中綿を外側から指先で細かく裂くように、優しく四方へ引き伸ばしていきます。このとき、生地越しに両手でパンパンとリズミカルに挟み叩き、内部に空気を送り込むのがコツです。
手作業でほぐしきれない頑固なダマには、コインランドリーの低温・送風乾燥とテニスボールを組み合わせる裏ワザが劇的な効果を発揮します。乾いた清潔なテニスボール(またはランドリーボール)を2〜3個布団と一緒に乾燥機へ投入し、「低温(または送風)」で約20〜30分回します。回転中にボールが適度な衝撃を中綿へ与え続け、絡まり合った繊維を物理的にほぐして元のふんわりとしたボリュームを蘇らせてくれます。