SNSやレシピ投稿サイトで散見される誤解のひとつに、「ガパオライスには必ずパプリカや玉ねぎを大量に入れなければならない」というものがあります。現地タイの屋台におけるトラディショナルなガパオ炒め(パット・ガパオ)は、肉とニンニク、唐辛子、そしてたっぷりのホーリーバジルのみでシンプルに炒め上げられることが大半です。
日本のカフェ等で色鮮やかなパプリカや玉ねぎが多く使われるのは、彩りとボリューム感を付加するためのアレンジです。野菜を多く入れすぎると野菜から水分が出て炒め物の温度が下がり、肉が水っぽくなる主因となります。家庭で作る際は、野菜の量を控えめにするか、あらかじめ強火で別炒めして最後に合わせる工夫が、水っぽさを防ぐプロの知恵です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
バジルを使ったガパオライス調理において、各自の好みやライフスタイルに応じた明確な選択基準を提示します。
【スイートバジルや大葉での簡単アレンジが向いている人】
日常の時短調理として平日夜に手早く作りたい方、小さなお子様やエスニック特有の強いハーブ香が苦手な家族と一緒に楽しみたい方。身近なスーパーの食材とフライパン1つで十分にお店のクオリティに到達できます。
【ホーリーバジルや本格調味料を取り寄せるべき人】
タイ現地の屋台で食べたパンチのある香気と鋭い辛味を寸分違わず再現したい本格派志向の方。生ホーリーバジルを取り扱うアジア食材専門店や契約農家のオンラインショップを活用し、フレッシュなハーブをふんだんに投入することで、家庭料理の域を越えた本物の体験が得られます。