Q1:ヘーゼルアイの猫は他の目の色の猫に比べて視力や夜目が劣ることはありますか?
A1:いいえ、視力や夜間視覚能力に違いはありません。目の色を決めるメラニン色素は虹彩に局在しており、光を受容する網膜の機能や、暗所で光を反射・増幅させるタペタム(輝板)の働きには影響を与えないため、どの目の色であっても猫本来の優れた動体視力と暗視能力を備えています。
Q2:大人になってからヘーゼルから完全なグリーンやアンバーに変わることはありますか?
A2:生後1歳前後でメラニン沈着が完了した後は、加齢によってメラニン色素がわずかに減少して色合いが若干明るく見える微細な変化はあっても、グリーンやアンバーなどの別のカテゴリーへ劇的に色が変わることはありません。明らかな色の変容がある場合は眼疾患の可能性を疑う必要があります。
Q3:ヘーゼルアイの猫をブリーディングで意図的に生み出すことは可能ですか?
A3:極めて困難です。ヘーゼルアイは単一の優性・劣性遺伝子ではなく、複数のメラニン調節遺伝子の複雑な相互作用によって「中間のメラニン量」が発現した結果です。両親がヘーゼルであっても、生まれてくる子猫がグリーンやイエローになるケースは多く、自然の偶然がもたらす希少な色彩といえます。