一方で、ショートカットを用いたアイコン変更には、構造上の決定的な弱点が存在する。ネットのQ&AサイトやSNSで最も多く投稿されるトラブルが「iPhoneアイコン 通知バッジ 出ない理由を知りたい」という悲鳴だ。
結論から明かすと、ショートカットで作成されたアイコンはアプリ本体そのものではなく、あくまで「そのアプリを起動するためのエイリアス(中継リンク)」に過ぎない。iOSのセキュリティとプライバシー仕様上、通知バッジの権限は本体アプリのバイナリにのみ直接紐づいているため、ショートカットアイコンの右肩に未読件数を示す赤丸バッジを表示させることは、現行のiOS設計では不可能となっている。LINEやメール、チャットワークといった即時確認が求められるツールを差し替えてしまうと、連絡の見落としに直結するリスクがある。
また、過去にユーザーを悩ませていた「タップするたびに画面上部から『ショートカットを実行中』と巨大なドロップダウンが表示される鬱陶しさ」についても、検証を進めると興味深い事実が判明した。かつてネット上で拡散されたショートカット通知バナー 消す真相としては、「スクリーンタイムの通知設定をハックする裏ワザ」などが流行したが、近年のiOSアップデートによって起動バナーの表示時間はミリ秒単位へ極小化され、ほぼ体感フリーズなしでダイレクトにアプリが立ち上がる仕様へと最適化が進んでいる。OSの進化に伴い、日常利用における実用上のストレスは大幅に軽減されたと評価してよい。