公的データや生産者の現場の声にも耳を傾けたい。農林水産省の統計や保管ガイドラインが示す通り、玉ねぎは乾燥状態をいかに維持するかが腐敗防止の分岐点となる。また、全国農業協同組合連合会(JA全農)の広報部が発信する情報でも、ビニール袋に入れたまま放置することの危険性が繰り返し指摘されてきた。
買ってきたポリ袋の中は、玉ねぎ自身が発する蒸散作用によってあっという間にサウナ状態になる。袋の底に水滴が溜まれば、そこから雑菌が繁殖して軟腐病を引き起こす。買ったら即座に袋から出し、外皮の余分な湿気を飛ばす。このワンアクションだけで、廃棄ロスはほぼゼロに抑え込める。