かつては「まとまった資金がなければ買えない大株」というイメージがあったが、実施された株式分割によってその景色は一激変した。1株あたり数百円単位で取引可能になった結果、若い世代や小口投資家が続々と市場になだれ込んでいる。
SBI証券などの主要ネット証券が発表する月間買付金額ランキングやNISA(少額投資非課税制度)の取引実績を見ると、同社は常に上位の常連だ。手軽に買える親しみやすさが買い注文を集める一方で、株主数の急増は短期的な売買圧力を生みやすくなる側面も持つ。株価が一定のレンジを抜け出せない要因として、この需給面の変化を指摘するアナリストも少なくない。