ぎっくり首で死亡リスク?激痛に潜む重大疾患と緊急の見分け方

ぎっくり首で死亡リスク?激痛に潜む重大疾患と緊急の見分け方

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日本国内の救急指定病院や脳神経外科病棟には、「まさか自分の首の痛みが脳の病気だとは思わなかった」と語る患者が後を絶ちません。都内の救急救命センターに搬送された40代会社員男性の手記には、日常が一転して死の淵に立たされた恐怖が生々しく記されています。

「朝の洗面所で顔を洗おうと首を曲げた瞬間、首の後ろに雷が落ちたような衝撃が走りました。以前にも経験したぎっくり首だと思い、痛みをこらえて横になっていました。しかし、1時間ほど経つと経験したことのない強い吐き気に襲われ、立ち上がろうとしても平衡感覚を失って床に崩れ落ちたのです。妻が異変に気づいて119番通報してくれたおかげで命を取り留めましたが、診断は『右椎骨動脈解離による小脳梗塞寸前』。あと数時間受診が遅れていたら、今こうして言葉を話せていなかったと医師から告げられました」

SNSやネット掲示板のコミュニティを調査しても、同様の体験談が多数見受けられます。「ぎっくり首だと思って整骨院へ行こうとしたが、吐き気で動けなくなり救急車を呼んだら解離だった」「マッサージを受けたら翌日に意識を失った」といった投稿は氷山の一角です。現場の救急救命士は「首の激痛を訴える傷病者に対し、神経脱落症状(麻痺や構音障害)の有無を即座に確認することが搬送トリアージの鉄則になっている」と証言しています。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。